エッセイ(2002年8月18日)
Nao-sanのひとりごと



8月に入ると畑の野菜は最盛期に入り収穫に忙しい。
なすやピーマンは成長がゆっくりだけれど、きゅうりやズッキーニ、モロッコいんげんは毎日採らないと一日で巨大になってしまう。モロッコいんげんというのは幅の広い軟らかいいんげんで別名軽井沢いんげんとも呼ばれるこの辺りの特産品。おひたし、ゴマ和え、サラダ、てんぷらと何にしても美味しい。大きくなってしまったものは豆として煮ればうずら豆そっくりでこれもまたとても美味しいのだ。

モロッコいんげんの畑には頑固な人を連れて行くと丁度いいと私はいつも思っている。かなり丹念に採ったつもりでも葉の陰に隠れていて、角度を変えて下からのぞいたり裏にまわって見ると、まだまだ籠いっぱい採れることがあるからだ。
つまり物事は視点を変えて見るとそれまで見えなかったものが見え気付かなかったものに気付くということ。
そう言われて「なるほどネ」と納得する人はとても素直だから年を取ってもきっと痴呆にはならないと思うけど、ムッとする人はご用心、ご用心。