私たち日本人の特性として周囲との和を重んじるあまり、他人と同じであること、出過ぎないこと、謙虚であることが美徳というDNAが代々伝わって来ているように思えるが、そろそろそれを少しゆるめたほうが良い時代になって来ているのではないだろうか。
   「出る杭は打たれる」「出過ぎた杭は抜かれる」という言葉があるが、「根が深ければ出過ぎた杭も抜かれない」というのが私の実感だ。「根が深い」というのは表面的なエゴからではなく奥深くのタマシイから発した動機ということ。それはいわば宇宙の法則と同調しているからいくら他人が叩こうとしても引っ込まず、抜こうとしても抜けない。そのうちむしろまわりがそれを認めるようになり、逆に感化されていくに違いない。それくらいの情熱をもって積極的に生きて行こう。

だから何か行動したいと思った時、まわりを見回して躊躇したりあきらめてやめてしまう無難路線をとるのではなく、思い切って行動してみよう。せいぜい長くて100年しかこの地球上での人生はないのだから、その限られた時間の中で消極的に生きていてはつまらない。何をしにこの世に生まれて来たのか、どんなレッスンを修了しようと決めて来たのかは凡人にはなかなか思い出せないけど、何かしたいことがあるなら、それがそうなのかもしれない。やってみなければ分からないではないか。

普通は「恐怖」で生きている人の方が多いから、何か新しいことを始めようとすると必ずやめさせようとする人がいる。失敗したらどうするの? 危険だからやめなさい、もっと安全で無難な道を選びなさいなど、など。こうして平穏無事な人生を終えたとして、それで大満足、幸せだったと思えるならそれはそれでいい。

  でも「あの時やはり行動すればよかった」「あの時ああしていればなあ」「せっかくのチャンスを逃してしまった」などと悔いが残るならこれは人生最大の不幸だ。もし心の奥深くで望んでいることだったら、誰がなんと言おうと積極的に行動しよう。
それが宇宙の意志に副うものであるなら、誰にも害を与えることなくきっとうまく行くはずだから。