ある方から「アンチエイジング」のフラワーエッセンスをいただいた。「フィードバックを」とのことなので飲んでみようと思って、はたと考え込んでしまった。

最近の新聞や雑誌の広告をみるとアンチエイジングがブームで「私、何歳に見えます?」などというコピーつきの笑顔美人の写真が載っている。
たいていは化粧品やサプリメントの宣伝だからもっぱら肉体的なアンチエイジングに関するものばかりだ。

でもフラワーエッセンスとなると微細なエネルギーで精神的なものに効果があるものだから(きっと結果的には肉体的にも)「心の若さ」を保つためのものなのだろうと思う。 そこで私に本当に必要なものなのだろうかと考え込んでしまったのだ。

私がいちばん「老け込んで」いたのは30代の頃だったような気がする。世間体を気にし、世間の常識に合わせて生きることに懸命で、自由も幸福感も感じられなかった頃だ。

有名な言葉に「若さとは年齢ではなく心の状態を言う」というのがあるが、まさにその通り。しかし若さとは未熟と相通ずるものでもある。身体が老いても心が自由で成熟していればいいが、心が未熟な老人ほど始末の悪いものはない。そういう老人ばかりが長生きする高齢化社会はごめんだ。

身体の老化は自然のままでいいじゃないか。見苦しくならない程度に手入れをし、お化粧もオシャレもするつもりだけれど、ここまでトシをとると無理にアンチエイジングしようとは思わない。エイジングは悪いことばかりではないからだ。 多分中年期にさしかかった人ほどそれに関心があるのではないだろうか。

最近は心に身体がついて行けないのを実感しているので、フラワーエッセンスはありがたいけど、身体の自然の老化との距離がこれ以上広がるのも困るので、まだ飲む決心がつかず目の前に置いたまま迷っている。