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Date:8月 25, 2016

(50)突然の閉店と2回目のピースボート

2011年4月に初めてのクルーズから帰り、あまりに楽しかったので次回は5年後の80歳記念にまた乗ろうと決めました。

今度はぜひ北欧へ行くコースに乗りたいと思いましたが、寒い地方へ行くのはたいてい夏の時期なので、5月から10月まではお店があるのでそれとぶつかってしまいます。もしそうならその年はお店を休んでもいいし、80歳ならもうリタイヤしてもいい年齢なのでそれを機にやめてもいいしと考えていました。

それから間もなくコースの発表があり、私が丁度80歳の誕生日を迎える直後の2015年4月に出航する第87回ピースボートがまさに望みの北欧コースでした。お店は休む覚悟でさっそく申し込みました。すると2013年2月に思わぬアクシデントが起きたのです。腰椎の圧迫骨折と恥骨の骨折で3か月近く入院することとなったのです。骨折も入院もお産の時を除けば初めてのことでした。

それを機に思いがけず東京へ戻ることとなり、お店は閉めざるを得なくなりました。突然の閉店で大勢の方にご迷惑をかけることになり今でも心苦しく思っています。この場を借りて深くお詫び申し上げます。

骨折から2年が経ち、すっかり元気を取り戻した私は72回クルーズで仲良くなった千葉県のMさんと一緒にお互い2回目のクルーズに出発しました。Mさんは一人部屋、私は4人部屋(キャンセルがあり、結果は2人部屋でした)と部屋は違いましたが食事はたいてい一緒。2回目なので上陸時のツアーはあまり入れず二人でネットが出来るカフェを探してはメールをしたり、船の中でも映画やトランプ、麻雀などを一緒に楽しみました。

私は前回はダンスシューズを持ってこなかったため出来なかった社交ダンスのクラスに入り、毎日レッスンに励んでいました。シンガポールやインド、スエズ運河を越えて地中海に入り、ギリシャのサントリーニ島、イタリアのシチリア島を過ぎたころに、沢山の文化活動の成果を披露する発表会が行われることになり、社交ダンスのクラスもそれに参加することになりました。先生から「今日からカップルで練習しますから皆さんカップルになってください」と言われました。あっという間にサーッと何組ものカップルが出来上がり、気が付いたら私には誰もいません。困ったな、と思っていたらやはりあぶれていた男性の一人が近づいてきて「お願いできますか?」と言うのでその方と組むことになりました。ダンスはあまり得意ではないのに麻雀は達人のその方と、その後Mさんも一緒に時々麻雀をするようになり、みんなで一緒にバーに行って飲んだりしゃべったりするようになりました。それがのちに夫となるSさんとの出会いでした。